アンモニアの語源はこの人です | 雑学大典

アンモニアの語源はこの人です

もう、今日はWikipediaからそのまま借用しちゃおう。
とにかく偉いんです。このえらいひとが、アンモニア臭、じゃなくてアンモニアの元なんですね。

 「アモン」
 元々はナイル川東岸のテーベ(現・ルクソール)地方の
 大気の守護神、豊饒神である。中王国時代第11王朝の
 メンチュヘテプ2世がテーベを首都としてエジプトを
 再統一して以来、末期王朝時代の第30王朝までの1,700年
 余りにわたり、ラー神と一体化、「アメン=ラー」として
 エジプトの歴史・文明の中心に位置し、エジプトの神々の
 主神とされた。第12王朝の王アメン・エム・ハト、新王国
 時代第18王朝の王トゥト・アンク・アメンなど歴代の
 ファラオの名にも含まれている。

「トゥト・アンク・アメン」は日本語では「ツタンカーメン」とも発音されます。

 エジプト最大の神殿であるカルナック神殿に祭られており、
 神殿の大列柱室などに見られる数々の壁画には、2枚の羽を
 冠した人物像として刻み込まれている。また牡羊として
 表現されることもある。世界遺産第一号であるアブシンベル
 神殿内の至聖所に座するその像は、第19王朝のファラオで
 あったラムセス2世像とともに、春と秋の特定の日に1回ずつ
 奥まで届く太陽の光によって照らし出されるようにするため
 に、天文学的計算に基づいた配置となっている。

 マケドニアのアレクサンドロス大王は、エジプト入りを
 果たした紀元前332年、古代エジプトの偉大な文明にいたく
 感動し、自らを「アモンの息子」と称した。
 また、神々の主とされることから、ギリシア人はゼウスと、
 ローマ人はユピテルと同一視した。

 アンモナイト、アンモニウム塩、アンモニアなどの語源にも
 なっている。 アンモナイトは「Ammon (アモン神) + -ites
 (…石)」から来ており、「アモンの石」の意。ほかに
 日本語でも「アモン貝」の異名がある。

 また、アメン神を、ソロモン72柱の1柱である
 悪魔アモン(Aamon)の原典と見る説もある。

アンモナイトも同語源だったのか。