アンモニアの語源 | 雑学大典

アンモニアの語源

「アンモニア」という物質がございます。オネショしちゃった時の描写とかで「アンモニア臭が……」とか言いますよね。
そのアンモニアの語源をあるところで見かけまして、こりゃおもしろい、というわけで今日のお題です。

 アンモニア(ammonia)は分子式NH3で表される無機化合物。
 常温常圧では無色の気体で、特有の強い刺激臭を持つ。

 名称の由来は、エジプトのアモン神殿の近くから
 アンモニウム塩が産出した事による。ラテン語の
 sol ammoniacum(アモンの塩)を語源とする。
 アモンの塩が意味する化合物は食塩と尿から
 合成されていた塩化アンモニウムである。

なんと古代エジプトの神様の名前だったのですな。けっこう大物ですよ。
ちなみに塩化アンモニウムは別名「塩安」と言うそうで、口に入れても大丈夫、らしいです。

 無臭で、無色または白色粉末(中略)味は苦い。

 フィンランドなど北欧諸国で人気のあるサルミアッキ
 (リコリス菓子)というキャンディには塩化アンモニウムが
 使用されているため塩味とアンモニア臭がする。日本人の
 口に合わないため「世界一不味いアメ」として知られている。

アンモニア臭のする飴……ですか……