ババロアとムースの違い | 雑学大典

ババロアとムースの違い

知人の知人がババロアを作ってくれたというので、いただく機会がありました。うーん。滑らかな食感。

松尾「このムース、美味いですなぁ」
知人「ムースじゃないよ。ババロアだってば」

ごめんなさい。違いが分かりません。
調べて勉強します。

 ババロアまたはバヴァロワ
  フランス語:Bavarois
  ドイツ語:Bayerische Creme
  またはFeine Abgeschlagene Creme
  英語:Bavarian cream、ババリアとも)
 はプディング状の洋菓子の一種。

 作り方
 ゼラチンを水でふやかしておき、湯煎をしながら卵黄と砂糖を
 泡立て器で泡立てる。鍋に牛乳を入れ、火にかけゼラチンを
 入れて溶かし、泡立てた卵黄と砂糖に加え、泡立てた生クリー
 ムと卵白を混ぜ、型に流しいれて冷やし固める。型から抜く
 ときには型を熱湯につけたり、隙間から空気を入れるなどする
 ときれいに取れる。

対するムースはウィキペディアに日本語記事が無かったのですが、調べたところでは、卵黄が入らず牛乳も使わない。卵白と砂糖を混ぜてメレンゲを作り、そこから生クリーム、ゼラチン等と併せて作るようです。順番も微妙に違うが、完成状態を決定づけるのは、やはり卵黄のコクあたりか。いただいたババロアは、濃厚なプリンに近い食感です。

なお、ババロアの起源について、こんな記述が。

 「バヴァロワ」はフランス語で「バイエルンの」を意味する
 形容詞である。ドイツのバイエルン王国(バヴァリア)の貴族
 のためにフランス人のシェフが考案した物と言われている。
 もともとその地方にあった生クリーム状の飲み物をゼラチンで
 固めたものである。

そういえばドイツ語はBayerischeと綴られています。「バイエリッヒ」とでも読むのかな?