バカロレアって何だ? | 雑学大典

バカロレアって何だ?

「バカロレア」というものがあります。僕の認識では、フランスの大学くらいのレベルの学業資格。
ところが、最近「国際バカロレア資格」というのを貰える小学校の話を聞きまして。
ん? と頭が混乱しました。

結論を言いますと、単に「バカロレア」と言う場合と「国際バカロレア資格」とでは、ものが違うらしいです。まずは単に「バカロレア」と言う場合。

 バカロレア資格(Baccalaureat)とは、フランスにおける
 大学入学資格を得るための統一国家試験のこと。フランスでは
 バカロレアを取得することによって原則としてどの大学にも
 入学することができるが、大学の定員を超えた場合にはバカロ
 レアの成績や居住地などに応じて、入学できる大学が決まる。
 日本の高等学校卒業程度認定試験と異なり、高校卒業者、卒業
 見込者であっても大学進学のためにはこのバカロレアを受験し
 一定の得点を得る必要がある。

 1808年にナポレオン・ボナパルト一世によって導入され、
 2005年の時点では18歳に達したフランス国民の62%が
 バカロレアを取得している。

ほーっ。ナポレオンの産物ですか。
で、もう一方は。

 国際バカロレア資格とは、スイスの財団法人 国際バカロレア
 機構の定める教育課程を修了すると得られる資格である。
 初等・中等・高等の教育課程それぞれについて一定の履修基準
 があり、課程修了時に修了試験を受ける。(一部省略)

こっちは小学校版もあるわけですね。ほーう。