ソーダ=ナトリウム | 雑学大典

ソーダ=ナトリウム

「いつもソーダソーダ言いやがって、てめぇ何なんだよ!」

お追従ばかりの人にブチ切れているのではなくてですね。「ソーダ」という言葉があるけれど、何の事だろう、と思ったわけです。先日見つけたページによれば、ソーダ=ナトリウム、だそうです。

日本語のいわゆる「ナトリウム」はもともとドイツ語由来で、それを英語で表現すると「sodium」になるそうです。「ソーダ」というカタカナ語は、このへんからきている。現在の日本では、理化学分野では慣習的に「ナトリウム」、工業分野では慣習的に「ソーダ」と呼ぶようになっている様子。おそらく明治の西洋技術導入期に、両分野が別の国から知識を導入したためではないか、とのことです。

日本人の化学研究者は、日本語ではドイツ語由来の物質名で生活しているから、英語の研究発表を聞くのが辛いと言っていたのを思い出します。「ナトリウム」と「ソディウム」じゃ、まったく響きが一致しませんよね(苦笑)

短いですが、今日は、以上。